タープやテントを使っていると段々と元々付属していたガイロープがなくなってしまったり、はたまたもう少し長ければいいのに、とか、もっと短くていい、色が違えばもっといい、等等どんどん欲望が出てきてしまいます…というわけで、今回はパラコードを使って、オリジナルのガイロープを作ってみましたよ!
材料はパラコード・自在のみ!
今回はパラコード大手ロスコのパラコード、鋳造ペグでおなじみのエリッゼを使用しています。理由は二つ。一つ目はロスコのパラコードはカラーリングが豊富であること。二つ目はエリッゼはペグもそうですが、とても丈夫な製品を製造していて、
今回使った商品はこちら
- ROTHCO パラコード タイプ3 太さ:約3mm~4mm程
- エリッゼ(ELLISSE)アルミ自在金具 10個入 ロープ径対応:φ3.0-5.5mm
どちらもアマゾン等で手軽に買えるのでお手軽ですよ♪
作り方はとても簡単。コードを切って、自在を通して結ぶ!
①自分の好みの長さに切って、先端をライターで溶かします。こうすることで使っていくことでコードが解ける心配がありません。
(写真はライターで炙った前後。炙った直後はコードもかなり熱くなっているのでやけどしないように注意してください)
②次に自在をコードに通します。このとき自在の向き、コードの通す方向に注意してください。写真のように通すと一番滑りにくかったです。肝は普通の自在の結び方と違って、一捻りしておくこと。こうすることで摩擦がかかりやすくなるのでちょっとやそっとじゃ滑らなくなると思います。
ムササビウイング用に作ってみました
過去紹介させていただいたムササビウイング(記事は下になります) をテントと合わせて使おうとすると後ろのロープが少し短いなーとい感じていました。今回はそのために5本作りました。
サイズは
頭部分1本 10m(半分に折って二股にしています)
前脚部分2本 4m
後脚部分2本 4m
で作っています。全体的に長くしたことで、タープが低くならず、広々とした空間を作ることができました。もし、ムササビウイングで自作のガイロープを検討されている方がいれば参考にしていただければ幸いです。
パラコードは滑りやすいのでは?
パラコードはその特性上、表面がとてもつるつるしています。パラシュート用の紐なので、絡まらずにするするとパラシュートが開いてくれないと死活問題なのでそれは当たり前です。でもそれはガイロープという張りが必要な場合にはまた別の話ですよね。実際問題、多くのキャンパーさんからパラコードだと滑るという意見を聞きます。
滑らない秘訣は、パラコードの太さと自在の穴の大きさ、です。
自作したものの、一晩すると緩んでいた、というのは張り方などを除けばおそらく、サイズの合わない組み合わせが原因だと思われます。
そして、その組み合わせとして最適解だったのが、ロスコ×エリッゼでした!この組み合わせなら強風が吹いても時間が経っても全然緩まなかったので、おすすめですよ!
オリジナルのガイロープでサイトを彩豊かに!
以上、パラコードを使ったガイロープの作り方でした。ロスコは本当にたくさんの色のパラコードを展開しているので、きっとお気に入りのものが作れると思いますよ!